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鑑賞した日付:2026年3月1日
アニメ
「物語シリーズ オフ&モンスターシーズン」  
作者:西尾維新・新房昭之
★★★★
総合点:91点/100点


 忍野忍ことキスショット・アセロラオリオン・ハート・アンダーブレードがどうして吸血鬼になったのか!?という所に主にスポットが当てられた部分がついにアニメ化。今回は原作を読んでからアニメの視聴に挑んだ。

 と言っても私の家にあったのは以前気まぐれに買った「愚物語」のみ。しかし、こういう原作がどのように編集されて映像化されるのか?という事を知りたくて、今回はまず原作を読んでからアニメ視聴してみようと思っていた。で、やっと原作を一応読み終わったのでやっとアニメの視聴に臨むことが出来たという次第。
 しかし結果、「愚物語」でアニメ化されたのは今の所「つきひアンドゥ」のみ。「愚物語」には他に「そだちフィアスコ」と「するがボーンヘッド」という話があり、それぞれ新キャラも多く出てきて面白かったのだがとにかく「つきひアンドゥ」しかアニメ化されていないのはそれ以外の話も面白かったのでちょっと残念だった。しかしこれについてはまたいつかアニメ化されるのかもしれない。
 もう少し原作の話をしておくと、「そだちフィアスコ」は老倉育視点の老倉が語りの話で、忽瀬亜美子(ゆるがせあみこ)や珠洲林リリ(すすばやしりり)、旗本肖(はたもとあやかり)などを含めた転校先のクラスにおけるヒエラルキーの話。老倉は「そんな特別な人間ではない」と否定しているが、忽瀬亜美子は若干、戦場ヶ原とキャラが被る…気がした。
 「つきひアンドゥ」はアニメにそのまま見事に再現されていた感じ。これも初めて斧乃木余接視点で語りの物語でつきひに翻弄される話。
「するがボーンヘッド」は今のところ未読。アニメ化もされなかった。

 アニメ全体としては、最近は食傷気味になっていたあのシャフトのクドイ演出がかなり抑えられていて、以前のシンプルな演出に戻っていて見やすくなっていて良かったと思う。それでも他のモノと比べれば強烈にクドイが。随分マシになったと思う。

 そして強いんだか弱いんだかよく分からない、デストピア・ヴィルトゥオーゾ・スーサイドマスターが初めて映像化されて、ちょっとしたクライムミステリーみたいになっていて面白かった。

 とにかく、昔の物語シリーズ、ちょうど「セカンドシーズン」の頃に戻ったように思ったし、それが良かったと思う。「撫物語」とか、千石撫子の話もまあまあ良かったです。無理に老倉育や斧乃木ちゃんを登場させて人間関係、繋がりを示さなくてもいいのに…という思いは少しあったが…。特に浪白公園で老倉育に会うシーンは無理やり感を感じた。

『〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン』愚物語&撫物語 PV



業物語PV|〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン