鑑賞した日付:2023年12月21日
アニメ「NieR:Automata Ver1.1a」 作者:?ヨコオタロウ★★★★
総合点:81点/100点
これも視聴したのはかなり前になるが、最近も「作業用BGM的映像」としてたまに見ているのでレビューをしておこうと思う。とは言え、基本的にはゲームの内容をほぼ変更せずにアニメ化したものだったので内容に関する特質すべきことはあまりない。が、それも含めて悪くない!と思った。
最初に、
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このアニメのレビューをネット上でいくつか見てみたが、アニオリの部分が良かった!とかアニメはアニメで楽しめるように作ってあったのが良かった!!というように書いている人が多かったが、僕はむしろ逆に感じた。このアニメの内容はゲームの内容と殆ど同じで、殆ど脚色や追加箇所もなく本当にゲームのストーリーやその他の設定を忠実に再現したものの様に感じた。そしてそれで良いと思う。せっかくアニメにするのだから何かしら付け加えたり変更したりすればいいのに…という風に思わなくもないが、いや、それをすると単なる蛇足になるだけだとも思う。それくらい元々の内容や雰囲気が良いコンテンツなのでそれを壊してしまいかねない余分な脚色をするくらいなら何も変更しないでやるのが一番無難と言えば無難だ。サントラ音楽、声優、シナリオ、すべてゲーム版と同じ。そりゃ勿論、アニメに移植するために多少の変更はどうしてもあるが、それは本当に些末な部分。そして全12話で納めるための仕方ない演出だ。実際、アニメ版ニーアでは9SとA2の戦い…の部分までは描かれない。しかしそれも、逆に言えばそこまでの流れはほぼゲームと同じに進んでいくという感じか。
ニーア・オートマタはマルチエンディングのゲーム…と謳っていて、それ故にアニメでは色んな側面を見る事が出来るように出来ていて良かった!!というレビューを多く見たが、このゲーム、実際にはそれほどマルチエンディングのモノではなく、割と決められたストーリーに沿って進むだけ…という風に作られていた物だと思う。だからこそ、そのシナリオがハッキリしているからこそ、アニメ版はそのままのストーリーでやった方が良いのだという風にも思った。
あの素晴らしいゲームのサントラもそのままなので、垂れ流し視聴、ながら視聴をするにはもってこいだ!
アニメーションのクオリティーも、まあまあ、それなりに高くて原作ゲームの雰囲気を壊すことはなく良かったと思います。
ちなみに、以前、「ラスアス」のレビューのところでも書いたことだが、僕はこのゲームをプレイしたことはないがYouTubeでゲーム実況をよく見ていたので内容は全部知っています。知っている状態で見たのですが、ゲームの内容を知らない人にもお勧めできる良アニメです。
:微・ネタバレ的考察:
このコンテンツの良い所は言っていったらキリが無いという位、僕は魅了されているし大好きなコンテンツなのだがキャラデザの事については以前当サイトで何度か説明しているので今回は省く。
それ以外で、このコンテンツの良さについて言及するなれば、やはりシナリオの良さについてちょっとだけ言及しておきたい。
このコンテンツのシナリオの良い所として、アンドロイドが「人間様」の為に機械生命体と戦って殲滅し合っているが、結局その「人間様」はもうどこにもいなくて、この戦い自体が非常に無意味でアンドロイドもその古(いにしえ)の「人間様」の指令に踊らされていただけの操り人形だった…という所にあると思う。そう考えれば非常に虚しくて面白い話じゃないか!と。そういう意味ではナウシカの原作みたいな…?
そしてそれがハッキリ分かるようになるのは物語の最後の方なので、このアニメ版ではそこまでは描かれていないという事。
う~ん…、最初に見たのが半年以上前なのでちょっと内容というか初めて見た時の感動や感情を忘れた状態でこんなレビューを書いてしまったけど、大体そんな感じで好印象を持ったアニメでした。
オープニング曲はAimer(エメ)で「escalate」。この曲に現代の東京の映像、例えば都庁などが写り、そこにニーアのキャラを投影するというものだったのだがこれが意外と合っていてまあまあ良かった。
このアニメのレビューをネット上でいくつか見てみたが、アニオリの部分が良かった!とかアニメはアニメで楽しめるように作ってあったのが良かった!!というように書いている人が多かったが、僕はむしろ逆に感じた。このアニメの内容はゲームの内容と殆ど同じで、殆ど脚色や追加箇所もなく本当にゲームのストーリーやその他の設定を忠実に再現したものの様に感じた。そしてそれで良いと思う。せっかくアニメにするのだから何かしら付け加えたり変更したりすればいいのに…という風に思わなくもないが、いや、それをすると単なる蛇足になるだけだとも思う。それくらい元々の内容や雰囲気が良いコンテンツなのでそれを壊してしまいかねない余分な脚色をするくらいなら何も変更しないでやるのが一番無難と言えば無難だ。サントラ音楽、声優、シナリオ、すべてゲーム版と同じ。そりゃ勿論、アニメに移植するために多少の変更はどうしてもあるが、それは本当に些末な部分。そして全12話で納めるための仕方ない演出だ。実際、アニメ版ニーアでは9SとA2の戦い…の部分までは描かれない。しかしそれも、逆に言えばそこまでの流れはほぼゲームと同じに進んでいくという感じか。
ニーア・オートマタはマルチエンディングのゲーム…と謳っていて、それ故にアニメでは色んな側面を見る事が出来るように出来ていて良かった!!というレビューを多く見たが、このゲーム、実際にはそれほどマルチエンディングのモノではなく、割と決められたストーリーに沿って進むだけ…という風に作られていた物だと思う。だからこそ、そのシナリオがハッキリしているからこそ、アニメ版はそのままのストーリーでやった方が良いのだという風にも思った。
あの素晴らしいゲームのサントラもそのままなので、垂れ流し視聴、ながら視聴をするにはもってこいだ!
アニメーションのクオリティーも、まあまあ、それなりに高くて原作ゲームの雰囲気を壊すことはなく良かったと思います。
ちなみに、以前、「ラスアス」のレビューのところでも書いたことだが、僕はこのゲームをプレイしたことはないがYouTubeでゲーム実況をよく見ていたので内容は全部知っています。知っている状態で見たのですが、ゲームの内容を知らない人にもお勧めできる良アニメです。
悪かった点として、しいて言うなら上述の通り、ゲームの内容を知っている人にとっては"新鮮な驚き"や新たな魅力を感じる様な新たな演出はそれほど無かったという事くらいか…。全体的に言ってとても良いアニメだったと言って過言ではありません。
:微・ネタバレ的考察:
このコンテンツの良い所は言っていったらキリが無いという位、僕は魅了されているし大好きなコンテンツなのだがキャラデザの事については以前当サイトで何度か説明しているので今回は省く。
それ以外で、このコンテンツの良さについて言及するなれば、やはりシナリオの良さについてちょっとだけ言及しておきたい。
このコンテンツのシナリオの良い所として、アンドロイドが「人間様」の為に機械生命体と戦って殲滅し合っているが、結局その「人間様」はもうどこにもいなくて、この戦い自体が非常に無意味でアンドロイドもその古(いにしえ)の「人間様」の指令に踊らされていただけの操り人形だった…という所にあると思う。そう考えれば非常に虚しくて面白い話じゃないか!と。そういう意味ではナウシカの原作みたいな…?
そしてそれがハッキリ分かるようになるのは物語の最後の方なので、このアニメ版ではそこまでは描かれていないという事。
う~ん…、最初に見たのが半年以上前なのでちょっと内容というか初めて見た時の感動や感情を忘れた状態でこんなレビューを書いてしまったけど、大体そんな感じで好印象を持ったアニメでした。