鑑賞した日付:2022年2月25日
アニメ「進撃の巨人ファイナルシーズン」 作者:諫山創★★★★★
総合点:147点/100点
心臓を捧げよ!
以前もレビューした作品だが、原作漫画の方も含め、ついに全部見たので改めてレビューしておく。
というかド嵌まりしている昨今である。
・以前のレビューはこちら!! というか最初に言っておきたいのは、この作品、僕がかつてそうであったように、食わず嫌いだったり最初の数話を読んで「つまらん!」とか「絵がヘタ」とか「(特に外国名のキャラの名前が)分かりづらい」と思ってそれで見るのを止めてしまった人が沢山いるのではないか?ということ。つまり、始めから食わず嫌いか途中で見るのを止めてしまった人が非常に多い作品であると思われる。
進撃の巨人は最初にトンデモな設定の大風呂敷を広げたような印象を持つ作品ではあるものの、高度なモノほどそういう何らかのとっつきにくさみたいな所があって、言ってしまえばシュタインズ・ゲートなどはその最たるものだ。シュタインズ・ゲートなんて最初の10話まで全然面白くないからね…w。それを耐えて見続けるとクッソ面白くなるのだ。
…ので、そういう人にこそこれは読んでほしい。まさに僕がそうだったからだ。今一度しっかり最初から見てみて欲しい。これほど深い内容の大人向けアニメ(漫画・ストーリー)は、ないッ!素晴らしい、深い内容である。
今現在、ちょうどアニメが放送されており、なるべくネタバレを知りたくないと思いながら僕もそれを追うように見ていたのだが、話の続きを確認したくてついに我慢できなくなって、近所のネカフェに行って漫画版の最終話まで見てしまいました…。そして尚、本当に素晴らしい作品だったなと感銘し打ちひしがれている現在である。
本家サイト「ひろぶろ」の方で海外の人の反応動画を紹介したが、僕も本当にそれらの人達と同じように興奮しながら鑑賞させてもらいましたw。
(ただ、ここからはもう、最終話の結末まで知ってしまったのでもう少し落ち着いて観れるかなと…w)
僕はかつてガンダムやエヴァンゲリオンや攻殻機動隊やブラックラグーンの様な糞真面目にマジでやっているような硬派なアニメ作品が嫌いだ!と書いたが、この進撃の巨人はユルさこそ無いものの、所々にちゃんとギャグも入っていてそれが凄く良かったですw。
音楽の米津、野球の大谷、将棋の藤井、フィギュアスケートの羽生、漫画の諌山…と、天才に名を連ねて良いと思います。
(僕の世代で言うなら、野球のイチロー、サッカーの中田、将棋の羽生、競馬の武)
この並びに入れなかったことに強く悔しさを感じる僕は我ながらおかしいとは思いつつもなぜか個人的には非常に悔しく感じるのですw。
言いたいことは他にもあるが、長くなるのでまた思い付いたらその時にここに書き足していこうと思う。
・進撃の巨人のサントラ、※一曲追加しました!
・以前の進撃の巨人のレビューはコチラ!
・外国人のリアクションはコチラ!
進撃の巨人は最初にトンデモな設定の大風呂敷を広げたような印象を持つ作品ではあるものの、高度なモノほどそういう何らかのとっつきにくさみたいな所があって、言ってしまえばシュタインズ・ゲートなどはその最たるものだ。シュタインズ・ゲートなんて最初の10話まで全然面白くないからね…w。それを耐えて見続けるとクッソ面白くなるのだ。
…ので、そういう人にこそこれは読んでほしい。まさに僕がそうだったからだ。今一度しっかり最初から見てみて欲しい。これほど深い内容の大人向けアニメ(漫画・ストーリー)は、ないッ!素晴らしい、深い内容である。
今現在、ちょうどアニメが放送されており、なるべくネタバレを知りたくないと思いながら僕もそれを追うように見ていたのだが、話の続きを確認したくてついに我慢できなくなって、近所のネカフェに行って漫画版の最終話まで見てしまいました…。そして尚、本当に素晴らしい作品だったなと感銘し打ちひしがれている現在である。
このアニメ、最初の第一話で、壁に囲まれた街で生きていた主人公達の元に巨人が現れ人を殺し、それに対して主人公のエレンが「巨人を一匹残らず駆逐してやる!」と復讐を誓い立ち向かっていく!ということが語られ、この「巨人を一匹残らず駆逐するべく戦う話…」であり、そういうテーマ、目的が最初に立てられるわけだが、最終話である140話でちゃんとその目的に対する答えというか、解が綺麗に示されるのが凄かった。よくこんな話を考えたな…と感心したが、書いているうちに偶然、完璧にストーリーが作られていった…という所もあるのだろう。そういう意味では「運」もあったのだろうけれど、それでもこの諌山創先生は本物の天才だと思った。※2023-8-19追記:というかこのストーリーはゴールからスタート地点に向けて作られたのであろう。それがこの話を最高の物にしている所以だと思う。つまり、作者は最初に結論ありきでその結論になぜ至ったのか…を逆向きに考えていった作品なのだろう。これは創作物の創作方法に対する良いヒントになりそう…。
そしてこの「進撃の巨人」というお話、漫画は、この世に生まれた類稀な最高の芸術作品でもあると思った。特にアニメが。
※2023-8-19追記:
アニメ・シーズン4以降はWITという制作会社から引き継いだMAPPAというスタジオが余計な脚色等をせずに原作漫画を見事に踏襲して作られているようでこれも本当に素晴らしいが、しいて言うならもう少しアニオリを入れたり更に良くなる補足のセリフを足したりと…、僕だったらこうする…と言うアイデアも色々と浮かび、そういう意味では原作を忠実に再現しているだけのちょっとツマラナイ出来…とも言えるのかも。
ただ、もう本当に長い話になっていて、このペースではおそらくアニメ・ファイナル・シーズン(後編)でも終わりそうになく、そのあとは映画として完結させるのだろうと言われている。
本家サイト「ひろぶろ」の方で海外の人の反応動画を紹介したが、僕も本当にそれらの人達と同じように興奮しながら鑑賞させてもらいましたw。
(ただ、ここからはもう、最終話の結末まで知ってしまったのでもう少し落ち着いて観れるかなと…w)
僕はかつてガンダムやエヴァンゲリオンや攻殻機動隊やブラックラグーンの様な糞真面目にマジでやっているような硬派なアニメ作品が嫌いだ!と書いたが、この進撃の巨人はユルさこそ無いものの、所々にちゃんとギャグも入っていてそれが凄く良かったですw。
音楽の米津、野球の大谷、将棋の藤井、フィギュアスケートの羽生、漫画の諌山…と、天才に名を連ねて良いと思います。
(僕の世代で言うなら、野球のイチロー、サッカーの中田、将棋の羽生、競馬の武)
この並びに入れなかったことに強く悔しさを感じる僕は我ながらおかしいとは思いつつもなぜか個人的には非常に悔しく感じるのですw。
言いたいことは他にもあるが、長くなるのでまた思い付いたらその時にここに書き足していこうと思う。
・進撃の巨人のサントラ、※一曲追加しました!
・以前の進撃の巨人のレビューはコチラ!
・外国人のリアクションはコチラ!