鑑賞した日付:2021年12月04日
アニメ「映像研には手を出すな!」 作者:大童澄瞳★★★
総合点:71点/100点
どーしょーもないアニメ制作オタクの女子高生三人組が学校内でドタバタと本格的なアニメを作ろうと奮闘する話。オッサンの話を日常物というか学園モノに落とし込んだ作品でもあり、監督はあの「四畳半神話大系」や「カイバ」の湯浅政明監督。
そういう作品だと知らずに見初めて後悔した作品。
それにしても湯浅監督の作品はこういう、評価に困る様なモノばかりだなと…。
良くもないし悪くもない、絶妙な作品だ。
この作品に関して、言おうと思えばメチャクチャ語れるというか、言いたい事はゴマンとあるが、それ故に簡潔にそれを記すのは無理だ。それこそお金でも貰って書く「仕事」ならまだしも・・・。
そしてこのサイトでこれまでにも度々言ってきたように、僕はこういう「オタク」がテーマになったような作品やそのオタク嗜好、あまり好きではない。それについても思う所がないわけではないが、基本的に嫌いだ。こういうオタク知識をひけらかすような作品は。
ただこの作品は、これまでのアニメの巨匠と言われるような人達がどんな思考の経緯をたどってアニメを作ってきたのか?ということが端的に分かるような作品で、特異性もあるし面白くないこともないしで評価しづらい。このアニメの良さは分かるしこだわりも理解できるし、実際に憧れる様な部分もあって決して悪い作品ではないのだが、個人的に認めたくないというか、個人的に嫌いなんだよな…。こういうの。凄いけど認めたくない作品だ。
以前も書いたことだが、「ゆるキャン△」とか「ていぼう部」と同じく、これはオッサンの話を女子高生に置き換えた!という話でもあり、要するに、宮崎駿とか庵野秀明とか押井守とかその辺の偏屈なアニメーターの爺さん達がやってきたことを女子高生に変換した作品で、「もしも宮崎駿と庵野秀明と鈴木敏夫が女子高生だったら」という話なのだ。(金森はもちろん、鈴木敏夫の事だな。)
作者の大童澄瞳という人は若干28歳で、この作品は23歳くらいの時に作ったとのことだが、どこのおっさんオタクだよ!と言いたくなるくらいのオタクっぷりで気持ちが悪い。お前が凄いのは認めるけど認めたくない!…といった感想。本当に現在は「年齢」って関係なくなったんだなと、色々な意味で思ったけれど。
(涼宮ハルヒに出てくるキョンの声をやっている杉田智和とかもそうだけど、「よっこい庄一っ」って、お前らが生まれる何十年も前のギャグだぞ!と。いつの時代の人だよ!よく知ってるな…という意味では褒めたくなるけどやっぱり気持ち悪いわ。恥ずかしながら帰って参りました…ってか!?うるせーわw。)
まあ、もともとクリエイター系のオタクはこれくらい、異常なほどに設定とか練って妄想しているんだよ!と言うのがよく分かる作品。天才の天才性が凡人からも少しは分かるような作品だ。もしもその凡人のあなたがこんなオタクチックなアニメを全部見れば…の話だが。
また別の例え方で評するなら、
そういう、超が付くほどのクリエイター系のオタクが岡田斗司夫に気に入られる為だけに作ったような、そんな設定資料集みたいなアニメ。
言いたいことは山ほどあるけど、また気が付いた時に書き記しておこうと思う。
そう。この物語に出てくる浅草氏や水崎氏の様にね…。
悪い作品じゃないけどこういうの認めたくないw。
それにしても湯浅監督の作品はこういう、評価に困る様なモノばかりだなと…。
良くもないし悪くもない、絶妙な作品だ。
この作品に関して、言おうと思えばメチャクチャ語れるというか、言いたい事はゴマンとあるが、それ故に簡潔にそれを記すのは無理だ。それこそお金でも貰って書く「仕事」ならまだしも・・・。
そしてこのサイトでこれまでにも度々言ってきたように、僕はこういう「オタク」がテーマになったような作品やそのオタク嗜好、あまり好きではない。それについても思う所がないわけではないが、基本的に嫌いだ。こういうオタク知識をひけらかすような作品は。
ただこの作品は、これまでのアニメの巨匠と言われるような人達がどんな思考の経緯をたどってアニメを作ってきたのか?ということが端的に分かるような作品で、特異性もあるし面白くないこともないしで評価しづらい。このアニメの良さは分かるしこだわりも理解できるし、実際に憧れる様な部分もあって決して悪い作品ではないのだが、個人的に認めたくないというか、個人的に嫌いなんだよな…。こういうの。凄いけど認めたくない作品だ。
以前も書いたことだが、「ゆるキャン△」とか「ていぼう部」と同じく、これはオッサンの話を女子高生に置き換えた!という話でもあり、要するに、宮崎駿とか庵野秀明とか押井守とかその辺の偏屈なアニメーターの爺さん達がやってきたことを女子高生に変換した作品で、「もしも宮崎駿と庵野秀明と鈴木敏夫が女子高生だったら」という話なのだ。(金森はもちろん、鈴木敏夫の事だな。)
作者の大童澄瞳という人は若干28歳で、この作品は23歳くらいの時に作ったとのことだが、どこのおっさんオタクだよ!と言いたくなるくらいのオタクっぷりで気持ちが悪い。お前が凄いのは認めるけど認めたくない!…といった感想。本当に現在は「年齢」って関係なくなったんだなと、色々な意味で思ったけれど。
(涼宮ハルヒに出てくるキョンの声をやっている杉田智和とかもそうだけど、「よっこい庄一っ」って、お前らが生まれる何十年も前のギャグだぞ!と。いつの時代の人だよ!よく知ってるな…という意味では褒めたくなるけどやっぱり気持ち悪いわ。恥ずかしながら帰って参りました…ってか!?うるせーわw。)
まあ、もともとクリエイター系のオタクはこれくらい、異常なほどに設定とか練って妄想しているんだよ!と言うのがよく分かる作品。天才の天才性が凡人からも少しは分かるような作品だ。もしもその凡人のあなたがこんなオタクチックなアニメを全部見れば…の話だが。
また別の例え方で評するなら、
そういう、超が付くほどのクリエイター系のオタクが岡田斗司夫に気に入られる為だけに作ったような、そんな設定資料集みたいなアニメ。
言いたいことは山ほどあるけど、また気が付いた時に書き記しておこうと思う。
そう。この物語に出てくる浅草氏や水崎氏の様にね…。
悪い作品じゃないけどこういうの認めたくないw。