鑑賞した日付:2019年10月25日
映画「てさぐれ!部活もの」  作者:たつき
★★★
総合点:79点/100点

あんこーると、プルプルんシャルムコラボも見た。
若い声優さん達のおバカ内輪トークと「大喜利」をアニメにしただけでつまらなそうなのに、見たら意外と面白かったのがこれ。


 基本的には、最初の半分は台本通りに進行して、途中から(「それでは実際に考えてみよう!」という発言から)アドリブの大喜利、フリートークが始まり、それをそのままCGアニメにしたというか、CGのキャラで置き換えたようなもの。今現在で言うなら「VTuberの対談」みたいな状態になる。
そして、全体的にメタ的な発言が多かったり、メタ的なネタやアニメの「あるある」について提示して見せたりパロッたりしている作品である。

 確かに、結局のところずっと内輪ノリで続くものなので、その雰囲気に入っていけないと面白くはないのだろうが、結構、神に愛されているかのようなハプニング的な話の展開になったりして面白い。
というか、このたつき監督はこういう「ただの雑談」をCGアニメ化して面白くする天才のような気もする。
というのは、僕はたつき監督の「へんたつ」が好きで、あの“ただの雑談”を100回以上繰り返し見ているw。なんかホッとするというか癒されるというか。
この「てさぐれ部活もの」も、似た様な感じでただの雑談なのだけどすごく面白いと思った。

 特にシーズン3の百合狼(人狼)回が面白すぎる。と、個人的には思った。
これを見て、僕は「人狼」というゲームのルールを知り、やってみたいと強く思う様になったのだった。
けれども、こうして人狼のルールが分かってから見ると声優たちがバカすぎる。
特に最後に4人残されてからの展開や話のもって行き方は下手すぎるw。


ただ、全体的には面白い回と面白く無い回の差が激しい。
なのでこの総合点。

OPの音楽についてはこちらで紹介しています。
↓↓↓↓
状景をそのまま歌詞にした「てさぐれ部活もの」のOP