ポプテピピック

鑑賞した日付:2019年4月30日
「ポプテピピック」  作者:大川ぶくぶ

総合点:-5点/100点

 見る前から大体どういう内容のものなのかが分かってしまっているのも悪いのだろうが、
それにしてもそれを裏切ることもなく、クスリとも笑えず。ツマラナカッタ。


 微塵も面白くねぇ。毛ほども面白くねぇ子供向けのアニメだった。
妙に人気が出たので有名な声優等を使っていて、むしろこんなつまらないモノをやらされる有名声優たちが可愛そうだった。

ありふれたパロディと勢いから来るインパクトと、というか勢いとありふれたシュールな「間」だけのバカアニメ。要するに現代の「激烈バカ」だよね。というかこの枠はいつの時代もあるのだろうが。

2話まで“真顔”で見て、見るのを止めた。

 誰も面白がっていないのに何故かマスコミや関係者が無理やり流行らせた…というか、ゴリ推したというか、流行っているかの様に煽った典型的なモノのように思う。そしてそうすると実際に釣られる馬鹿が世の中には多いからプロモーションとしてはそれでいいんだろうけど。まあ、でもそれはそれでちょっとしたステマみたいな変則的なやり方だよね。いや、案外最近の業界では正攻法のプロモーションの仕方なのかもしれない。

 ちょっと話はそれるけれど、哲学的ゾンビとまでは言わないが、世の中には案外、「自分」というものを持たずに生きている奴が多いので、そういう奴がこういうものに乗ってくるんだよな…。自分の中にイイとか悪いとかの基準が無い奴。意外と多いと思う。
何が良くて何がダメなのかという事が分からないで生きている奴。
というか、それ(自分の価値基準)がしっかりしている奴って少ないのかも。

ポプテピピックで面白かったのって「数多くの名誉ある賞」という本の帯だけだと思う。