鑑賞した日付:2019年04月4日
「一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学」 作者:cis
★
総合点:15点/100点
口語調で書かれており、2ちゃんねるの古いオタク的な言い回しを使ったり、文章自体も酷いが、内容もかなり酷い本。著者は紛うことなき成功者だが、その著者が書いたこんな稚拙な本を読んでありがたがっている様では相場で勝てるようにはならないだろう。
「一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学」 作者:cis
★
総合点:15点/100点
口語調で書かれており、2ちゃんねるの古いオタク的な言い回しを使ったり、文章自体も酷いが、内容もかなり酷い本。著者は紛うことなき成功者だが、その著者が書いたこんな稚拙な本を読んでありがたがっている様では相場で勝てるようにはならないだろう。
とにかくツッコミどころ満載の内容。内容が稚拙で一般論に終始しているというだけではなく、その一般論さえもブレているし、大金持ちなのにお金使わない自慢や、ありふれていて馬鹿げた経歴を記載しているだけの内容。しかも、この本に書いてある内容はまったく一貫性が無く、おそらくブラフ、嘘も含まれていて、読者を意図的にミスリードしている部分もあると思う。そうすることにより、「イナゴ」を焚き付けている…と言うか、カモとなるアホな人を相場に増やそうとしているようなところすらあるのかもしれない。
そういう、割とアクドイことも平気でやるあたりが、この人が少数派で成功した所以でもあるのだろう。
詳しく書くと長くなるが、もう本当に、本の一語一句ツッコミどころだらけ。
これは僕が個人的にこの本を楽しめなかった、面白く無かった…というような感想ではなく、どうしてこの本がダメなのか?という証拠を示すことも出来る粗悪な本であると言える。つまり、個人的な感想ではなく事実ダメな本と言える。断言できる。
酷い。かなり酷い。悪質な本。
アマゾンで★★★★★のレビューをしているような馬鹿は相場で勝てていないおめでたいウツケ者だ。恥を知れ!
そしてそういうアホが相場にも世間にも多いから、そうでない人だけが勝てるという事を逆に証明している様な皮肉な本になっている…。
ちなみに、この本を読むような人は、cis氏がどのような手法で勝って来たのか?を知りたくて読む人が殆どで、それ以外に、cisという人物のパーソナリティを知りたいと思って読む人が少数だと思うが、手法的な事はまったく記載されていない。そりゃ、言うわけない…と言うのもあるけれども、何かヒントの一つも書いていないか…?と思って読むのならそれは止めておいたほうが良い。
こんな本を出さなければ孤高の天才トレーダーとして認識されていただろうけど、こんな本を出したせいでこの人は自分の「株」を下げたなと…w。意外と出たがりだよね。この人。秘かに出たがりというか…。
唯一、「順張り目線を持て!」というような箇所は良かったかなと。
あ、あと、マカオのカジノでポーカーを打っているといつも金正男が居たというエピソードはちょっとだけ面白かったかな。
あと、uoa、すくるーじ、びびりおん等のあまり知られていない超凄腕トレーダーの名前をこうして公のものとして記録に残したことには意義があったかも。
本としての出来は悪いが、これを読んだことにより個人的にいくつか(この本の内容とは関係なく)気付きがあって良かった。“勝つ人間、勝っている人”というのは、自分に理(利)があるときの徹底ぶりの凄さ等。
普通の人間なら「今日はこれくらいで勘弁しといたるわ」みたいな場面もあると思うが、こういう人はそういう時、絶対に攻撃の手を緩めない。格闘技で例えるなら、もう相手が気絶してぶっ倒れている時それでも殴り続けるというか、そういう時こそ暴走した初号機かハリトーノフみたいに馬乗りになって徹底的に息の根を止めるべくガッチンガッチン殴り続けるというか、そのエゲツ無さというか強さがある。逆に言えば、「今日はもう充分勝ったからこれくらいにしとくか…」みたいな気持ちは「弱さ・油断」である。勝っている時、こういう人は、「今、勝っている」ということを重要視したり、自分の理が正しかったということ、自分が完全に上にいるということ、自分が圧倒的な有利にあることに対する愉悦を感じているのだと思う。
※(これは、順張りで張っているのなら、(ダウ理論に則り)どれだけ大きな含み益(儲け)になっていようとも、そして反転しそうな雰囲気があっても、そのトレンドが完全に終わるまで、どこどこまでも利確しない強さ(相場で云う所の所謂「握力」)とかの話。)
それくらい実力差や「理」があるからこそ、また、それ故の自信があるからこそ…とも言えるし、それくらいの自信がつくくらいまで何か(実力・経験)を高めないと、その競技での真の勝者には成り得ないのだろう。
そういう、割とアクドイことも平気でやるあたりが、この人が少数派で成功した所以でもあるのだろう。
詳しく書くと長くなるが、もう本当に、本の一語一句ツッコミどころだらけ。
これは僕が個人的にこの本を楽しめなかった、面白く無かった…というような感想ではなく、どうしてこの本がダメなのか?という証拠を示すことも出来る粗悪な本であると言える。つまり、個人的な感想ではなく事実ダメな本と言える。断言できる。
酷い。かなり酷い。悪質な本。
アマゾンで★★★★★のレビューをしているような馬鹿は相場で勝てていないおめでたいウツケ者だ。恥を知れ!
そしてそういうアホが相場にも世間にも多いから、そうでない人だけが勝てるという事を逆に証明している様な皮肉な本になっている…。
ちなみに、この本を読むような人は、cis氏がどのような手法で勝って来たのか?を知りたくて読む人が殆どで、それ以外に、cisという人物のパーソナリティを知りたいと思って読む人が少数だと思うが、手法的な事はまったく記載されていない。そりゃ、言うわけない…と言うのもあるけれども、何かヒントの一つも書いていないか…?と思って読むのならそれは止めておいたほうが良い。
こんな本を出さなければ孤高の天才トレーダーとして認識されていただろうけど、こんな本を出したせいでこの人は自分の「株」を下げたなと…w。意外と出たがりだよね。この人。秘かに出たがりというか…。
唯一、「順張り目線を持て!」というような箇所は良かったかなと。
あ、あと、マカオのカジノでポーカーを打っているといつも金正男が居たというエピソードはちょっとだけ面白かったかな。
あと、uoa、すくるーじ、びびりおん等のあまり知られていない超凄腕トレーダーの名前をこうして公のものとして記録に残したことには意義があったかも。
本としての出来は悪いが、これを読んだことにより個人的にいくつか(この本の内容とは関係なく)気付きがあって良かった。“勝つ人間、勝っている人”というのは、自分に理(利)があるときの徹底ぶりの凄さ等。
普通の人間なら「今日はこれくらいで勘弁しといたるわ」みたいな場面もあると思うが、こういう人はそういう時、絶対に攻撃の手を緩めない。格闘技で例えるなら、もう相手が気絶してぶっ倒れている時それでも殴り続けるというか、そういう時こそ暴走した初号機かハリトーノフみたいに馬乗りになって徹底的に息の根を止めるべくガッチンガッチン殴り続けるというか、そのエゲツ無さというか強さがある。逆に言えば、「今日はもう充分勝ったからこれくらいにしとくか…」みたいな気持ちは「弱さ・油断」である。勝っている時、こういう人は、「今、勝っている」ということを重要視したり、自分の理が正しかったということ、自分が完全に上にいるということ、自分が圧倒的な有利にあることに対する愉悦を感じているのだと思う。
※(これは、順張りで張っているのなら、(ダウ理論に則り)どれだけ大きな含み益(儲け)になっていようとも、そして反転しそうな雰囲気があっても、そのトレンドが完全に終わるまで、どこどこまでも利確しない強さ(相場で云う所の所謂「握力」)とかの話。)
それがプロスペクト理論等の理由で出来ないのが一般人であり、何らかの狂気でその向こう側へブレイクスルーをしたのが勝っている投資家…という風にも言えるのかもしれない。
それくらい実力差や「理」があるからこそ、また、それ故の自信があるからこそ…とも言えるし、それくらいの自信がつくくらいまで何か(実力・経験)を高めないと、その競技での真の勝者には成り得ないのだろう。