第9地区 (字幕版)
シャルト・コプリー
2013-11-26


鑑賞した日付:2010年05月1日
「第9地区」  作者:ピーター・ジャクソン
★★★
総合点:70点/100点

ハンディカム映像のシーンが殆ど。
そうする事で無駄にリアリティーを追求したため、画面ブレで酔う。
凄いVFXだが、上記の理由から映画館で見るべきではない。
いい線いってるんだけど・・・。


地球に難民としてやってきたエイリアンと、それを抑圧する人類との対立をドキュメンタリー風に描いた作品。舞台となった南アフリカ共和国でかつて行われていたアパルトヘイト政策が反映されたストーリーになっている。物語は、エイリアンの研究物質に誤って触れ、所属していたエイリアン管理組織から追われる身となった男を中心に、アクションを交えつつ展開する。
第82回アカデミー賞において、作品賞、脚色賞、編集賞、視覚効果賞の4部門にノミネートされた。
(wikipediaより)

この同じテーマでいくらでもアプローチの仕方はあると思うが・・、
もう少しストーリーにおけるディテールをしっかりはっきり設定して、その辺にスポットを当て提示した方が面白いと思う。(なぜ女王蜂的宇宙人は機能していないのか?など)
彼らエビ型?ゴキブリ型宇宙人は、例えばシロアリがそうであるといわれるように、全体でひとつの個性を形成しているのかもしれない。…とか、或いは移民問題とか、例えばそういう点にもっとスポットを当てて欲しかったように思うが、元々ゲームのHELOを映画化する予定だった企画をこの映画に当てたとのことで、あくまでもこの映画はアクション物として作った!と言う事なのだろう。アクションシーンよりも、もう少しのその辺の説明がほしいし、その方が僕の好みにはなると思う。

アーサーCクラークの「幼年期の終わり」の現代的、かつ、南アフリカ的解釈と返答…?







第9地区 (字幕版)
シャルト・コプリー
2013-11-26