翔んで埼玉
京本政樹
2019-09-11


鑑賞した日付:2019年10月3日
映画「翔んで埼玉」  作者:魔夜峰央(原作)
★★
総合点:67点/100点

なんかタマタマ無料で見れたので流して見た。
まあ、普通に面白かったです。良いのではないでしょうか。


芸術作品とは言い難いコメディ作品の邦画があり過ぎて、もうそういうの沢山だよ!
と普段は思っていたけど、まあ、いいんじゃないでしょうか。娯楽エンターテイメントとして。

しいて言うなら、
番宣というか予告編映像だけで内容全体が分かってしまうというか、そこからの意外性等が無いのが難点かなと。予告映像・トレイラーを見れば映画の全てを理解できるじゃん。「あらすじ」からハミ出す部分が無いというか。そういう意味では、「出オチ」みたいな作品だなと。

 あと、全体的に笑えるとは言え、コメディ映画なのだから腹を抱えて笑える様な、強烈に面白いシーンや演出、撮り方、パロディ等がもっとあれば尚良かったかなと。「埼玉県人にはそこら辺の草でも食わせておけ!」と言われた後の加藤諒の表情をちょっとシュールな長めのドアップで映すとか。それか、三谷幸喜の映画みたいに笑う暇も与えないくらいの超転・超展開とか。

あと、やっぱり撮り方や役者の演技が画一的で下手だなと思った。

まあ、いわゆる「コスプレ映画」だね。日本の。
本来、コスプレ映画というのは中世ヨーロッパを舞台に扱ったような作品に対して言われることで、例えば一時期のウィノナ・ライダーなんかはコスプレ女優と言われていた。(普通の現代人役や現在の普通の服を着た役をほとんど演らなかったため。あるっちゃあるんだけどね。リアリティ・バイツとか。)








翔んで埼玉
京本政樹
2019-09-11